老人ホーム 施設 変更
施設をかえたほうがよい
自分の親を施設に入所させると必ず悩むのが
本当にこれでよかったの?
施設をかえたほうがよいのでは?
という不安でしょう。
例えば、様子を見に行ったときに
ふさぎ込んでいた。
元気がなかった。
「帰りたい」と言われた。
毎日の様子はわからないので
親からのサインだけが唯一の情報源です。
環境を変えることは最終手段
どうしても鵜呑みにしがちですが
その時点で冷静さがなくなっています。
一歩引いてみてみましょう。
年齢を重ねれば重ねるほど
環境が変わることの柔軟性は低下します。
もともと、すべての条件が満たされた
完璧な終の棲家(ついのすみか)はありません。
施設を移るとなると
介護度に応じた細かなサービス内容
受け入れ態勢や料金
をすべてチェックし
現在の施設と提携した医療機関の変更
さらに書類を整えるだけで大変な労力・時間・費用がかかります。
いざ、準備が整って、移ることを伝えると
「ここから離れたくない」
とほぼすべての入居者は言います。
私たち以上に、年齢が上の人は現状を変えたくないのです。
よほどの事情があって
どうしても、現状の施設ではカバーしきれないという
明確な理由で移動する以外は
様子を見ることです。
施設職員と私達との良好な関係がカギ
大事なことは、現在の施設の職員と皆さんとの関係を良好に維持しておくこと。
この関係がきちんと保たれていて
定期的に訪問する
施設側との連絡を密に取り合っていれば
親からこのような声が発せられることはまずありません。
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