年金 支給開始
年金は自動的にもらえる?わけではない
老齢年金の支給開始は
「20歳から60歳まで国民年金に加入し、60歳で保険料を納め終わって
65歳から」となっています。
年金受給は、年を取ったからだけではなく
一定の障害状態になった場合
死亡した場合一定の遺族に支払われる場合とあります
誰にでも訪れる支給事由は「老齢」です
一般的なお話としてご紹介させていただきます
その1 年金請求書を提出しないとはじまらない
老齢年金は65歳のお誕生日が来たからといって
自動的にもらえるものではありません。
通常、概ね3か月前にお知らせがきます。
「そろそろ支給事由がきますよ」というものです
具体的には「年金を受け取るために必要な年金請求書」です。
ここに、加入の記録があって、それを確認したうえで
誤りがなければ、必要事項を記入してはじめて
老齢年金をもらう準備が整います。
その2 提出タイミングも早ければいい?ではない
書類の提出タイミングも、早ければいいというものではありません
「受給開始年齢の誕生日の前日以降」に年金事務所に提出します。
その3 原則、後払い2ヶ月、偶数月の15日
年金請求書の提出から約1~2カ月後に「年金証書・年金決定通知書」が届きます。
その後、1~2カ月後に、年金振込通知書、年金支払通知書または年金送金通知書
が届き、ようやく年金支給が開始となります。
原則、偶数月の15日に振り込まれます。
例えば、2月に65歳のお誕生日を迎える場合
書類提出が受理されて、通知書が届いて
実際にもらえるのは、原則4月15日(この日が土日祝日の場合は前営業日)
に2月分と3月分をまとめて支払われる
「後払い」です。
誕生日になったのに、年金が振り込まれていない!
と思われる方は、チェックしていただき
年金事務所にお問い合わせしてくださいね
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