必死で節税してもラクにならない暮らし
インボイス制度、登録したら損をする!
フリーランスの方から、今でもよくこのようなつぶやきを聞きます。
ご案内のように、制度に登録すべきかどうか
究極のところは、どの程度の業務をやっているのか?
によってかわるので
何とも言えませんが
それでも頑なに、
「登録したら納税しなくてはいけないので損」
と言い続けるご相談者に対しては
「納税=マイナス 節税=プラス」
という、永遠普遍の公式があるようです。
収入が増えないのならは、支出を抑える
その手段として納税のオプションがあれば避ける
というのは、わかります
これに対しては2つの反論
1つめは、財政赤字の深刻化
税収は国の財政として使われます。
1人1人が納税を避けて、業務の縮小傾向
「生活が立ち行かないので補助金申請」
これらが積みあがると、財政赤字はもっと深刻に
2つめは、円安傾向の深刻化
ならばどこからか、資金を調達しなければなりませんから
国が国債を発行する
これを日銀が買い続ける
というこの構造から脱却できません。
日銀はとても低い金利で国債を買っていますが
金利が上がれば、日銀の返済負担が重くなります
ということで、金利は上げられない
では金利差から考えた
今の異常な円安もより深刻化することになります
ほぼすべてを輸入に依存しているので
モノの値段は上昇傾向が続くでしょう
結局、節税=プラスのはずなのに…
結局、一人ひとりの
頑なな、節税=プラスの考え方が積みあがって
ますます、国全体が厳しい状態に陥ってしまいます
円安はもちろん、金利差だけではありませんし
お金もちの人だっているし
といろいろ、反論が出て来るでしょう。
たかが、個人の縮小傾向で….
と笑われるかもしれません。
「ビジネスの機会があれば
積極的に取り組んで、みんなで元気になる!」
と、今時、時代遅れで流行らないかもしれない
熱い気持ちも大事かもしれませんね
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