社会保険料の負担増でがまんかなぁ…
外国人観光客が驚く日本の一面
最近、海外からのお客様をご案内する機会が多く
円安もあってか、桜の季節は大賑わいですね
彼らに日本の印象を聞くと
ワンダーランド!
おもちゃ箱みたい!
古い伝統的な部分と、アニメなどのポップカルチャーが
同じ町のすぐ隣で混在しているから
という説明をいただきました
ホームレスがいないのはどうして?
それと同時によく聞くのが
クリーン
ゴミが落ちてない
ホームレスがいない
というものです。
ある米国からのゲストによれば
大通りには必ずといっていいほど
ホームレスがいる!
とのこと
ゲストと話していて改めて思うのが
日本って福祉は充実しているのだなぁ
と言う印象です。
当然、北欧の国々ほどではないかもしれませんが
ある水準を下回れば
生活保護というセーフティネットがあります。
これによってある一定の生活は保障されている
といえるのかもしれませんね
格差は世界各国で拡大しているようだが
誰一人、不幸せにしないという
SDGsの理想が語られるようになって久しいですが
国の予算のおおもとは、
私達の税金と社会保険料から成り立っているわけで
限りがあります。
全ての人が満足する水準まで国が面倒をみるのは
非現実的だというのは当然です。
富や所得をうまく再分配するのは至難の業
日本は米国に比べて、まだうまく再分配されているのかもしれません。
「ホームレスがいない!」
と必ず口にする米国からのゲストの話から考えてもそうなのでしょう。
いろいろな支援金・補助金などを交付すれば
その財源を確保するために税や社会保険料を上げねばならない。
税を上げるのはタブー。
そうなると
社会保険料負担にしわ寄せが…..
という堂々巡りは続けなければならないのか….と
「ほしいものはほしい!(=給料は上げて!)」でも
「払うのはヤダ(=社会保険料は上げないで!)」は
両立しないのかもしれません…
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