TOEIC リスニング
TOEICのスコアをいち早く上げたければリスニングから
企業や学校の審査基準としてTOEICのスコアをみるとき
内訳までしっかり審査基準になるというのは意外と少なく
トータルのスコアで判断するのが一般的です。
私の経験からいうと、リスニング力をアップさせるほうが
断然ラクで即効性があります。
とにかく集中
集中して、使える時間を最大限テスト対策のために充てることは必須です。
1ヶ月~3週間前に1日6時間が理想です。
これより長いとダレてしまう
これより短いとさすがに効果は見込めません。
長期間で少しずつというのは、
英語を学習するという広い意味では理想かもしれませんが
とにかくスコアを上げたい場合はあまり有効ではないです。
長期間にわたりモチベーションをキープするのは難しい
仕事の傍らの場合、業務が繁忙になれば物理的に時間を確保できない
からです。
公式問題集や市販の模擬試験問題集などを通しでやると
リスニング1回分で45分です。まずは、途中で休憩を挟まずに取り組んでみます。
復習は厳しく、あら捜し
大事なのはその後で、
500点レベルのスコアの方ならば2~3倍の時間を使って復習します
テストは四択なのでまぐれ当たり、ラッキー正解も意外と多いもの
厳しめに見直しましょう。
このプロセスを何度か繰り返していけば、自分が点数を落とす弱点が見えてきます。
例えば、特定のパートのスコアが低いとか間接疑問文が弱いとか
否定疑問文になるとどうしても得点できなくなるなど。
絞り込めたら徹底的に弱点補強をしましょう。
集中力の練習も忘れずに
ただ注意しなければならないのは、補強ポイントが見つかったからといって
そこだけを集中的に学習してしまい、
リスニングテスト対策全般の流れをつかむことをおろそかにすることです。
テストでは、知識のカケラを披露するというより、
修得した知識で発揮できるかということがスコアに反映されます。
集中力もその1つです。
リスニングは音源に沿って進めていくので
自分で時間管理をする必要がありません。
「あと何分でPart○○を終わらせないといけない」
ということを考えなくていいので、ラクかと思ってしまいますが
反面、音源から集中力が抜けてしまうと、
ペースを戻すのに思いのほか時間がかかってポイントを落としてしまう
という落とし穴にはまってしまいます。
外の雑音で30点は簡単に失点する
筆者もかつて、どこかの大学が試験会場だったとき
たまたま外で工事をしていた音に気を取られたことがあります。
筆者のリスニング最高は490ですが
450点ぐらいに下がることはザラです。
外の雑音、周りの人のページをめくる音など
些細なことで一瞬でも、注意がそれてしまうと
そこで1問落とし、「あれなんだっけ?」
と、振り返ってしまうと、また1問落とす。
そうなると、「次は挽回しなければ」と
今度は焦りの気持ちが出てまた落とす。
英語力というよりも集中力が欠けて失点するのは悔しいですね。
前の記事へ
次の記事へ