親と自分の老後不安をまとめて解消|ファイナンシャルプランナー柴沼直美

定年退職。一日が長い。打破するにはまず自己開示から

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60歳からまたスタート

こんにちは

かつては60歳といえば、定年退職、第二の人生という意義ある数字でした

しかし、今や筆者を含め、周りには知人だけでなく

60歳代と思しき人の比率が目立つようになり

それとともに、引退して第二の人生を悠々自適というよりは

これまで、大きな車輪を回してきたエネルギーを

どうやって発散させればいいのだろう

と、別の活躍の場、生き方を模索する人が増えているような気がします

 

 

もちろん、経済的に

国民年金だけでは生活が立ち行かないので

という方は選択の余地なく就労、という途を進むのでしょうが

そうでない人も、

退職金があるし、これを取り崩して年金と併せれば何とかなるから

といって引退する人よりも

「切羽詰まったお金の心配から解放されたけど

はてさて、そこからどうしよう」と考えた挙句

「ストレスは少なく、でも社会に関わり

自分のために時間を遣って

生きている実感を味わいたい」

という気持ちで、社会参加の場を探している人が目立ちます

 

「誰かの、何かの役に立っている」

これはとても大事なモチベーションです

それに収入が伴えばさらによし!でしょうが

 

先日も「自分が純粋にやりたいことをやる」

でも、これをどうやって見つければよいか

その術がない

と話されている方がいらっしゃいました。

 

同じ職場、同じ環境での同僚となると

必然的に後輩、部下になります。

彼らは、まだまだ現役真っ只中ですから

話題を実感としてとらえることは難しいです。

 

そんな時は、同年代の横のつながりです

クライアントや取引先に臆せず自己開示すると

全く気付かなかった目の付け所

思わぬ情報が得られたりします。

 

ただし、それは「自己開示ファースト」です

自分のことをさらけださないと、

相手と気持ちや経験をシェアすることはできません。

「こんなことで迷っている」と思われたくない

などというプライドは引き出しにしまって

悩んでいること

行き詰っていることを吐き出してしまうのが

一番です

 

なんでもそうですが

そうやって、自分の悩みを開示することは

自分の悩みを認める、

ということです。

認めることから、新たな途が開けるのではないかと

最近思う機会が増えました

 

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