預貯金はいくらあれば安心?
2,000万円の預貯金ありません!
2019年に物議をかもした「老後2000万円」
きっかけは、金融庁からの報告書でした
ざっくりいうと
「老後(65歳以降)の収入源が年金だけならば
30年で2000万円不足するという試算になります」
というものです。
数字はわかりやすい
ここでなぜ大きく取り上げられたのか
2,000万円という、誰にでもピンとくる数字が
ついていたからです。
前提条件をかえればいい
この老後2000万円問題では
前提条件の「年金収入だけに頼るならば」
が大きなカギを握ります。
言い換えると、
「年金収入だけに頼らなければ」
「ほかの収入源があれば」
「65歳以降も働き続ければ」
と、前提条件はいくらでもかわります。
自分が一番できそうなもので前提条件をかえる
今、挙げただけでも、2000万円不足を解消する手段はみつかります。
預貯金をすぐに増やすことはできません
80年代ならば金利が8%程度あったので
元手を2倍にするのに10年もあればできましたが
ゼロ金利時代の今
元手を2倍にするには800年かかります
もっと現実的な方法として
「65歳以降も働き続ける」という選択肢はどうでしょうか
まずは1年間プラス60万円
たとえ、時給が法令基準ギリギリでも
体調がままならず、
フルタイムでの勤務は無理であったとしても
1ヶ月5万円でも収入をつくることができれば
収入ゼロの場合に比べて1年間で60万円
10年間で600万円の差になります。
数字の魔力に飲み込まれないで
自分の人生は自分の力で切り開いていくことができます