親と自分の老後不安をまとめて解消|ファイナンシャルプランナー柴沼直美

横並び 人と同じ 

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「他人と同じ」ことを探して安心するのは問題の先送り

「私より厳しい環境の人がいるんですね」(ほッつ)

ご相談を受けていて

必ず出てくる言葉は、

「みなさん、どうしていらっしゃるのでしょう」

です。

他のご家庭でどのように家計を運営しているか

気になるところではあります。

「ウチより預貯金の額が少ないご家庭ってあるのかしら」

などもときどきつぶやかれます。

おそらく、ご自身よりも厳しい環境で

家計をやりくりしなければならないご家庭があると

「自分はまだましだ」

とホッとすると思います。

 

よその家庭の家計運営は参考にならず

しかし、家計は1つ1つ全く違うので

実はほとんど参考になりません。

たくさん預貯金があっても

お金のかかる趣味をどうしてもはずせない

収入が多くても、どんぶり勘定がとまらない

ローン返済が終わったら

返済分をそのまま、旅行にあててしまう。

自分ご褒美が多すぎる

こういったことは、収入や預貯金のように

はっきり目でみえる数字ではなく

考え方なので、わかりづらい上に

矯正することはとても難しいです

周りから指摘したところで

「自分の状況を理解していない」

とはねつけられればそれまでです。

 

家計運営を軌道修正できるパイロットは自分

もちろん、自分では気がつかなかった

知らなかったけれど、

ここでは、こんな方法がある

こういう団体に支援を求めればいい

といった知恵をお伝えすることはできますが

どうやって、どのくらいのタイミングでと

進めていくスピードを調整しながら

実際に動かすのは自分しかいません。

自分を動かすのは自覚することです。

「このままではヤバい!」

ということに気が付いて

ご相談にみえられたのですから

方法をきいて、それを実行しなければ意味がありません

そこで

「今はちょっと仕事がたてこんでいるので

落ち着いてから」と先延ばしをしがちですが

それでは永遠に解決しませんよね

最終的には

意識をもってやる!

これがすべてです

 

 

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